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「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」に合格してきた

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お疲れさまです、右ねじです。
2021年滑り込みで、Python3エンジニア認定試験に合格してきたので、どんな勉強だったかまとめておきます。

試験結果

僕の場合は1回目の受験ではなく、3回目の受験で合格しました。

1回目:10/24 不合格
2回目:10/27 不合格
3回目:12/18→12/27 合格

今年ずっと計画してきた仕事のリリースが11月中旬だったので、リリース準備が落ち着いてきていた10月末に、一
ノー勉で受験してみました。
PMしかやらないSEと言うても、納品されるプログラムがPythonということはあるし、ちょろっとさわったこともあるので
これで合格したら面白いなと思って・・・

そしたら52.5%の得点率で、「これもう一回受けたらワンチャン合格するんじゃない?四択だし」と
もう一回受けたら、ちゃんと不合格でしたと。

仕事のリリースがあり、それが落ち着いて、12月特有の「もう年末だし、来年に持ち越せばいいよね」という雰囲気に乗じて、新規の仕事はセーブしつつ、
業績考課に関わってくる今年のタスクが、Python試験だけになったので
(一回、振り込み忘れでキャンセルになっちゃったけど)なんとか3回目の受験をしてきました。

使用教材

教科書

試験公式サイトにて、主教材として挙げられているこれを読みました。

太っ腹なことに、Twitterで受験する宣言をすると、この本をもらえるキャンペーンが2022年3月まで応募受付中です。

僕もこれで手に入れました。

模擬試験

公式サイトには3つの模擬試験サイトが記載されてます。
どれも、個人情報と引き換えに受ける形になります。
なるべくなら無駄な勉強はしたくないと思いますので、それぞれ見てみた感想をまとめます。

プライム・ストラテジー:使いづらい

  • 会員登録は不要だが、受験結果を受け取るためにメールアドレスが必要
  • 文章題の回答選択肢が長く、何度も模擬試験を回そうと思うと時間がかかる
  • コーディングの問題の、問題文(コード部分)が読みづらい
  • 問題解説は一切ない
  • そもそも問題・選択肢・正誤がすべて、メールの本文に送られてくるので、復習しづらい

DIVE INTO CODE:結構いい

  • 無料会員登録が必要(宣伝メールは基本来ない)
  • 一部の問題以外は、問題解説が表示されない(有料化で閲覧可能になる)
  • スマホ版だと選択肢1~4の振り方がバグってることがある
  • Python以外の試験も無料で受験可能(G検定・Ruby・基本・応用情報)

DIVE INTO CODE模擬試験一覧

  • 有料化(¥1,010/月)するとハンズオン教材が使い放題

DIVE INTO CODEコース一覧

トレノケート:かなりいい

  • 無料会員登録が必要(宣伝メールの有無は、設定で変更可能)
  • 全問題に丁寧な解説がついている
  • 数式・計算問題が苦手な人にとっては神
  • google colaboratoryを使ったハンズオン動画あり
  • ほぼUdemyの講座みたいな動画教材も無料で見れる

↓動画教材・模擬試験がそれぞれUdemyの講座っぽくなっている

トレノケートコース一覧

Pythonエンジニア認定試験だけ考えれば、トレノケートが一番いいと思います。
他の資格も興味あるとか、SEで色々知識を得たいと言う人は、
DIVE INTO CODEも良いかもしれません。

勉強方法

白状すると、結局やったのは

  • 教科書 1周読む
  • DIVE INTO CODE 3周くらい

でした。

2回めの受験の時にDIVE INTO CODEを2周して、
年末の雰囲気に乗じて業務中に教科書を読んで、
当日会場に向かう間にスマホからDIVE INTO CODEを1周しました。

数学がめっちゃ苦手なので、教科書のその辺を読むのにはかなり時間がかかりました。
特にドット積がよくわからず、ネットで調べたりしながらどうにか理解しました。

勉強のコツとしては、まず教科書を読まずに、何度か模試を受けてみたほうが良いと思います。

文章題に出てきそうな知識問題については、正直教科書を読んでいても
強調表示とかされてないんです。
教科書を読むときに、模試で読んだ単語が出てきたときに
「これ大事なやつだ」とわかるためです。

現代文の問題を解くときに、先に問題文を読めと言われて育ったのが活きています。

コーディング問題のコツとしては、関数名を意識的に覚えることが重要です。
知ってる英単語が多ければ、英文の意味がだいたい理解できるようなもんで、
コードの中で問題の意図する単語がどれか、問われるポイントとしては
だいたいが関数名だったからです。

こういう、流れで暗記するのは得意なので合格できたみたいなところがありました。

個人的には、ノー勉で受けたのが地味に無駄じゃなかったなと思います。
お金が多少かかっても、合格までの最短ルートには必要だった。
2回め受けるときに教科書を読んでれば、もっと早く合格できたかもな、というのが反省点ですかね。

資格ハラスメントやめてくれよ

エンジニアたるもの、終業後の時間を勉強にあてて、スキルアップすべきという話から、
僕の会社では近年、IT部門所属者に実務系の資格取得をほぼ強制しています。
「取得しないと評価下げる」と言われてるので、強制と言い切っていいかもしれません。

なんで?

しかも弊社内のエンジニアというのはプログラマではなく、
プロマネだけするエンジニアです。だから業務上不要な資格。

なんで?

うちの場合、資格取得のための勉強時間は業務時間に含まれず給料も出ないのに、業績考課の評価対象とされているのがずっと不満…。

業務時間にカウントされないなら業務じゃないよね?
なのになぜそれが業績考課に含まれるのか?
なんで業務じゃないことに、賞与の5~10%を左右されなきゃならないの?

これ未払い残業代請求したら取れそうじゃない?

調べたら、資格ハラスメントという言葉があるらしいです。

来年は何を取らされるんだろうな…
何であっても、最小限の労力で合格してやるぞという気持ちだけは
絶対に手放さないようにします。

ちなみに、こういうプログラミング関係のことをツイートすると、
だいたいプログラミング教室(というか半分情報商材系)の人がすっとんできてフォローしてきますが、
そういう人が出てきたらブロックします。
僕はプログラミングしないから。

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右ねじ
著者
右ねじ
Web Developer