どうもJAPANNEXTアンバサダーの右ねじです。
前回、 憧れの曲面モニターのレビューをさせていただいたのですが、
今度は一段階小さいサイズの曲面モニターをレビューしていこうと思います。
JN-VCG30202WFHDR-N
前回が37.5インチで今回は30インチ、おおよそ縦8cm・横幅20cm違います。
そして驚くほど軽い。
1人でも楽々設置できてしまいました。
少し前にレビューさせていただいた 「JN-IPS291WFHDR-C65W」とのスペックとしての違いは、200Hzとかいう圧倒的なリフレッシュレートの高さ。
その代わりにUSB Type-CやUSBポートは省かれています。
細かいニーズにも対応した商品を揃えているという、JAPANNEXTさんらしい商品だなと思います。
HDMI(~165Hz)×2、DisplayPort(~200Hz)×2、3.5mmジャックだけのシンプルな構成。
大体の人はDPで200Hz、HDMIで165Hz出れば十分という説
ウルトラワイドモニターって、本気のゲーマーが使うものなのか?という疑問が個人的にあって、
ほとんどのゲームが16:9向けに作られているし、
各メーカーも高リフレッシュレートモデルは16:9で出している現実から、
今後もゲームシーンでは16:9が主流のままいくと予想しています。
こういうウルトラワイドは、
「ゲームもするけど、ゲーム配信見る時間も長い」人にいちばん適しているのかな〜という感じ。
自分の場合は動画編集もブログもやるのですが、きっとそういう人口は少ないと思うし、
60Hz以上が必要になるシーンは少ないので。
そう考えると、このJN-VCG30202WFHDR-Nという機種があれば、
20万円以下で手に入るRTX4060Tiとかのミドルエンドグラボを搭載したPCで、
APEXとか、ICARUS surviveとかを快適にプレイする幸せを感じられるでしょう。
曲面モニターにはどれくらい曲がっているかの単位として、湾曲率・Rが使われています。
一般的にはR1000が人間の視野に近いらしいのですが、この機種はR1500で、
前回の37.5インチ機種がR2300なので、だいぶ自然な湾曲率になっていますね。
Twitchの配信視聴に最適な21:9WFHDという画面サイズ
ウルトラワイドモニターを使うメリットとして一番重要なのが、「作業領域の広さ」。
動画編集ソフトAdobe Premiere Proでは、
動画のカットをしながら・テロップ編集しながら・素材を追加しながら・エフェクト編集しながら・テキスト直したり効果音入れながら・出来栄えを確認することがよくあるのですが、
それが一つの画面でできてしまうくらいの余裕があります。
ブログ執筆している人も、
VSCode開きながら・ローカルで確認しながら・ファイル探しながら・BGMがわりの動画を再生
できちゃいます。
私事ですが、最近「ストグラ」というコンテンツにはまっており、主に叶ちゃんねるさんのTwitch配信を長時間視聴しております。
Twitchにはシアターモードというものがあり、画面右側にチャット欄・左側に配信画面を表示することができます。
16:9ディスプレイだと、チャット欄の枠がある分縮小表示されるのですが、
21:9ディスプレイであれば1920*1080で配信画面を表示しつつ、右側の余白にチャット欄が表示されるので、とっても視聴しやすくなります。
配信を全画面で表示したいけどチャットも見たい…という人には、21:9ウルトラワイドモニターは是非オススメしたい選択肢です。
Youtubeライブ勢用のカスタムスクリプト
Youtubeにもシアターモードはありますが、Twitchのものとは全く違います。
ですがEnhancer for YoutubeというChrome拡張機能を使い、
カスタムスクリプトを設定することでTwitchのシアターモードを再現することもできます。
以下のコードでは、
「画面横幅が1921px以上かつフルスクリーン時のみ、チャット欄を画面右側に表示」
します。
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試行錯誤のすえ、右ルトラワイドモニターで中央にフルサイズでYoutubeライブを再生しつつ、チャット欄も表示する方法を確立した pic.twitter.com/zPSiH3AlZG
— Migineji🐏🎵 (@Migineji1) June 7, 2024
このフル画面+チャット欄、正直めちゃめちゃ快適ですよ。
曲面ウルトラワイドで200HzでR1500で¥36,480、Amazonだとさらに安い
紹介してきた通り、ノートPCユーザーだったり、
今使ってるモニターが24インチ以下で、少し物足りないなっていう方には超おすすめな1台なのですが
そんなに良いのに、しかもめちゃめちゃ安いです。
公式オンラインストアでは¥36,480。正直このスペック・曲面率では最安クラスです。
なんなら27インチとかでもメーカーによっては4万円を超えますので、
ゲームにも作業にも動画視聴にもメリットの多いこの機種を選べば、まず間違いないと思いますね。
なんならAmazonだとAmazon独自の値段設定なので、さらに安いです。
JAPANNEXTは日本の国産メーカーです
株式会社 JAPANNEXT は千葉県いすみ市に本社を置く、日本の液晶メーカーです。
これまで紹介してきた通り、ゲーミングモニターはもちろん、モバイルモニター、ウルトラワイドモニター、4K モニターなど様々な液晶モニター、そしてデジタルサイネージを製造販売しています。
本社がユニークで、千葉県いすみ市の使用されなくなった小学校を買い取って活用しているため、
会社紹介の画像がめちゃめちゃ学校でおもろいです。
いすみ市ふるさと納税の返礼品にも液晶モニターを提供しているので、
住民税でモニターを買うという貴重な経験もできます。
なんと今、 JAPANNEXT の本社の最寄り駅・いすみ鉄道の「上総中川駅」という駅が、 「JAPANNEXT 上総中川駅」 になっているらしいです。
いすみ鉄道じたい、旅情たっぷりな風景を楽しめる路線なので、
気になった方は話のネタ用にでも見に行ってみてはいかがでしょうか。
以上、JAPANNEXTアンバサダーの右ねじによるレビューでした。