どうもJAPANNEXTアンバサダーの右ねじです。
ここ最近、ウルトラワイドモニターをレビューさせていただいていたのですが
これは!と思うモニターが発売されたので、紹介したいと思います。
JN-27iB120Q-H-C6
27インチWQHD(2560×1440) で、 sRGB:100%、DCI-P3:98% をカバーする性能でありながら、
USB Type-C接続に対応し、さらに120Hz出るゲーミングモニターです。
色カバー率がこれだけ高いモニター、なかなか見ないので相当ですよ。
しかもこれただのディスプレイじゃなくて、IPS Blackというパネルを搭載しています。
そのため通常のIPSパネルよりも高いコントラストが実現できます。
昔、液晶テレビに対抗してプラズマテレビというのがあったことを覚えていますか?
あんな感じで黒をしっかり表現できるがゆえに、全体の色味の再現性を高く確保できています。
作業するのにメーカーロゴは必要ない。
デザインもかなり絞って高級感のあるものになっているのが、この機種の特徴のひとつです。
JAPANNEXTの他の機種だと前面下部にロゴがあるものが多いですが、
この機種は背面に、しかも黒い外装パーツに彫り込みの形になっているので
目立たない、しかしカッコいいデザインになっています。
背面には設定をいじるためのジョイスティックしかありません。
電源ボタンなどもないのですが、その代わりにスタンドと接続している中央のあたりが発光します。
このあたりは高性能ディスプレイとゲーミングの要素がきれいにまとまっています。
近付いて見てみても文字や色のつぶれはなく、コントラストの高さが活きています。
ベゼルもほぼ無く、動画視聴時などは没入感が高いです。
色の再現性はまさに完全一致という感じ。
見たままの景色を追求するのにもってこいなのはもちろん、
難しい調整せずとも初期設定でバッチリ使い始めることができました。
イラスト仕事や写真・動画を扱うお仕事をしている人にぜひお勧めしたいですね。
ゲーミングでは珍しいType-C入力対応
みなさん待望の機能がついに搭載されました。
ゲーミングモニターって通常、HDMIもしくはDisplayport接続しか備えてないのですが、
この機種はUSB Type-Cでの映像入力に対応しています。
USB Type-Cが搭載されているパソコンというと、現在ではノートパソコンだけでなく、
Nintendo Switch、SteamdeckやROG Allyなどのポータブルゲーム専用機も増えています。
Type-C搭載モニターがあれば、外出先でも家でもこれ1台あればゲームができちゃう時代において
フレームレートの高いゲーミングモニターがType-Cに対応していないのは、勿体無い状況でした。
これまでのゲーミングモニターがHDMI/Displayportしか搭載してこなかったことと、
ゲーミングPCのグラフィックボードがそれしか搭載してなかったことの2つが重なって、
ゲーミングモニターにはType-Cが搭載されてきませんでした。
それが、この機種から時代が変わっていきます。
Type-C接続対応モニターなら、
USBの口にマウス・キーボードの無線レシーバーやケーブルを刺すこともできますし、
SwitchやSteamdeck用のドックのようにも使えます。
ケーブルを増やしたくない人にとっては、Type-C一本ですっきりする方がいいですよね。
ただのType-C搭載のデスクワーク用モニターでいい?いやいや。
私はmacbook airをメインで使ってますが、macbookって画面が120Hz出せるんですよ。
それなのに普通のType-Cモニターに接続しちゃったら、60Hzまでとかになっちゃうんです。
パソコンの性能をフルに活かすためには、やっぱり120Hzほしいわけで、
そのためにはゲーミング用途に多少傾ける必要があると私は思います。
名前の通りJAPANNEXTは日本のメーカーです
株式会社 JAPANNEXT は千葉県いすみ市に本社を置く、日本の液晶メーカーです。
これまで紹介してきた通り、ゲーミングモニターはもちろん、モバイルモニター、ウルトラワイドモニター、4K モニターなど様々な液晶モニター、そしてデジタルサイネージを製造販売しています。
本社がユニークで、千葉県いすみ市の使用されなくなった小学校を買い取って活用しているため、
会社紹介の画像がめちゃめちゃ学校でおもろいです。
いすみ市ふるさと納税の返礼品にも液晶モニターを提供しているので、
住民税でモニターを買うという貴重な経験もできます。
なんと今、 JAPANNEXT の本社の最寄り駅・いすみ鉄道の「上総中川駅」という駅が、 「JAPANNEXT 上総中川駅」 になっているらしいです。
いすみ鉄道じたい、旅情たっぷりな風景を楽しめる路線なので、
気になった方は話のネタ用にでも見に行ってみてはいかがでしょうか。
Type-Cへの想いが溢れてとっても長文になってしまいましたが、
興奮するほど新しくてすばらしい機種だということで、お許しください。
以上、JAPANNEXTアンバサダーの右ねじによるレビューでした。